コッツウォルズの家

輸入住宅の外観で特徴的なレンガは、どのような施工方法があるのかご存知でしょうか？家の外壁をレンガにするというと、「レンガを積み上げる」イメージを思い浮かべる方も多いですが、それ以外にも外壁施工方法にはいくつかの種類があります。主な施工方法とそれぞれの違いをご紹介します。

レンガの模様が施された平たい板状のサイディングボードを、下地に貼り付けて施工していく方法です。サイディングボード同士の境目に、目地を埋めるためのシーリング材を打つ必要があります。

多彩な色やデザインが揃っており、作業時間が短く施工費用が安いため、比較的手軽に取り入れることができます。

正規のレンガを一つずつ積み上げていく伝統的な施工方法で、外観にはレンガ独自の風合いや高級感、重厚感が感じられます。耐久性、耐火性、防音性すべてに優れており、半永久的にメンテナンスフリーという構造的な丈夫さが特徴となっています。

ただし他の施工方法と比較して施工費用が高く、全体的に大掛かりな工事が必要となります。

薄くスライスしたレンガを、タイル貼りのような要領で貼り付けることで外壁に施工していく方法です。土台となるボードにレールを取り付けてレンガを並べる方法（乾式工法）と、モルタル下地にレンガを圧着する方法（湿式工法）があります。

仕上がりの外観は積みレンガとほぼ変わりなく、施工費用や工期を抑えながら、レンガの風合いを楽しめることから人気があります。